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2012/10/22

寺泊シーサイドマラソンの伴走してきました【地域ボランティア】

日曜日は長岡の某サイクルショップ社長のお声がけに応えてマラソン大会のボランティアに行って参り

ました。

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参加者の安全に関わる任務故、撮影する余裕がありませんでしたが綴っていくことにしましょう。

まず、寺泊シーサイドマラソンについてですが、セニョはもちろん自転車の伴走を今回始めて取り入れたようですが、すでに34回の開催を数えている由緒ある大会のようです。
小中学生をターゲットにした2km、5kmから10km、ハーフと4種目を開催するバリエーションの多いことも特徴ですね。
コースは柏崎方面に向かう片側車線を10kmほど規制しての片車線での往復を基本に1km、2.5km、5km、10kmで折りして帰ってくるシンプルなコースレイアウトです。

我々のミッションとしては先導と後走でランナーをフォローすること。
加えてセニョは取得しても使い道の無い?赤十字救急救命の資格を生かし??AEDを背負っての救護もミッションでした。

当日の天気予報は曇り一時雨的な予報。
うまくやれば雨には当たらないという感じの予報でした。
過去の伴走の経験から、自分のペースで走れないことは歴然、雨も考慮して体温を逃がさないレイヤリングチョイスしました。
具体的には撥水アームウオーマ、ゴアテックスのジレットで体温と雨をカバー。
レインコンディション用の撥水ビブショーツにフリーライドパンツ(MTB乗りとしてのコダワリ)で下半身も濡れなようにして、
撥水のゲーターソックスにゴアテックスシューズで靴の中への水の進入対策も施しました。
ん~書いているだけで重装備感マンサイ!

持ち物としてはマウンテンスミスのウエストバック(リュックは下ろしたり背負ったりが大変なのでNG)に普段の山サイでも持っているファーストエイドに加え、補給食、コールドスプレーを装備。
非常時用のウィンドブレーカーも持ちました。
これらの装備に加えてAEDを背負うため、伴走に使うバイクはRANSOMをチョイス。
ロードポジションより姿勢が立つため、背中の荷物が負担になりにくいことと、ディスクブレークは雨でも体とバイクが汚れません。
それにクリートがSPDなので歩きやすいし、大きなエアボリュームのタイヤは体の疲れを軽減してくれるのでフットワークも上がります。
など、自分の準備はぬかりなし。

7時半の集合時間に5分ほど遅れて到着。

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この大会、トライスロンのチームメイトの○山センセ始め、奥様のお知り合い系の方も多く参加されるということで、奥様とポーチャンちゃんも同行しました。

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遠藤社長の簡単な作業説明のあと、みんなで準備をしていると、
ナント!ゲストランナーの有森さんが登場!

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我々伴走ライダーを激励していただきました。
スゲー!!
さらに有森さん、我が家のポーチャンちゃんにも挨拶してくれるサービス精神。

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「誰だ?このオバチャン・・・」byポーチャン

やっぱプロはこうじゃないとね。
バイク系のプロは天狗になっている方も多いのでこの精神、見習うべきだなぁ~なんて。

 

さて、ミッション開始です。

9:00 ハーフのランナーがスタート。

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ハーフの先導いってらっしゃーい!

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パレードなのか距離の都合なのか、他のコースと違い、軽く一回りしてから国道を駆け抜けて行きます

巷の噂ではハーフは600人くらいだったとか。

その後、5km、10kmがスタートした後、初めのミッション2kmの先導で走る時がやってまいりました。

「ヨーイドン!」
凄い勢いで子供達がセニョに迫って来ます。
事務局からは20~30m先を先導するよう指示を受けています。
センターライン2~3セットを目安にバックミラー越しに子供達を捕捉します。

ん?何で右側通行してるの?

スタート後50mくらいの直線を走って国道に出る際、右折するコースなのですが他の種目はみんな直ぐに左車線に入っていたのに2kmだけが右車線に・・・・
先頭のランナーがそこを走れば後は追従するので誰も左に移ろうとはしません。
交差点を通過するたびに誘導係の方が左へ移してくれると期待するも誰も誘導してくれません。
先導のセニョは止まって左に移すワケにも行かず考えていると佐渡汽船のりば前を通過・・・
ここから折り返しまでは交差点も無く、これだけの集団を10mおきにセンターに置かれたコーンの隙間を誘導して左に移すのはムリと判断して折り返し地点までそのまま行かせることを決断しました。

次に気がついたことは、右端を走っている子供達を時計回りで折り返しさせたら大混乱になってしまいます。

誘導に期待していたら取り返しの付かないことになりそう・・・

決断!。折り返し100m手前くらいからセニョが猛ダッシュ、折り返し地点の誘導の方に逆車線を走行していることを告げ、逆周りで折り返し誘導するように係の人に依頼、セニョはUターンしてキープライトで進むように子供達に手で合図をしながら向かいました。

何とか混乱も無く折り返しの流れを作って一安心していると、次の試練がやってまいりました。

正面から大型バスが2台走ってくるではありませんか!

右側走行から反時計回りで折り返した子供達は向かってくるバスと同じ車線に居るワケで・・・
とっさに大きく腕を振りバスを停車させ、すぐにお返しに向かう子供達を左端(子供達にとっては右端)に寄るよう合図。
何とか開いた僅かな空間に先頭を導くことに成功!

後も順調に流れているようなので一安心しながら、後送のバイクと挨拶を交わして一息。
このまま右を走らせることも出来ないので、ここでまたまたセニョはダッシュ!
佐渡汽船前の誘導係の方にお願いして左車線に戻す誘導をするようお願いしました。

ようやく、想定した流れを作れたところでゴールが見えて来ました。
すると、そこに5キロ折り返しのトップが来て2キロの先頭をパス。
そのまま混戦でゴール入るランナーを横目に、5キロ先導のバイクとともにコース脇に寄りゴールに流れ込んでいく子供達をしばらく見送りました。

さて、セニョは次のミッションに向かうことにして、正常に左側走行している2キロと5キロの子供達とすれ違いながら10km、ハーフのコースに向かいます。
往路の山手のコースに進まず、5キロの選手と対向するように旧道を選んでショートカットをして早々に10kmの後半に合流することに成功しました。

その後、足取りや顔の表情を観察して意識の異常を確認しながら反対車線を走りながら選手をパスして行きました。
10キロのランナーに紛れてハーフの後送を発見。
全く走る意欲のない選手(聞けばスタート直後から歩くような速度だったとか・・・)の後を後送のライダーがサポートしています。

ご苦労さまぁ~

セニョはそれより先の伴走の目の届かないポイントを目指すことにして先に進みます。

10キロの折り返しを過ぎるとランナーの数が一気に減りました。
後のランナーが危ないというわけでも無いですが、声援を送りながら注意深く反応を確認していきます。
それより、走る気力も失せるほどの強い向かい風、ペースも上がらないコンディションだし、日射しは強くなく風もあることから熱射病より心臓系のアクシデントも忘れずに路肩も含めて異常者が居ないか確認しながら進みました。

7~8キロのところでセンターコーン沿いにハーフの先導がこちらに向かってきます。
片側車線規制のコースのため、往路も復路も同じ車線を走るこの大会、
ぶっちぎりで先頭を走るランナーは先導がコースを開いているので問題ありませんが、その後のランナーは反対車線の人の多さも手伝い、規制外の車線(セニョから見る右側)を走って来るのが見えます。
車は来そうもないのでそれでもいい気もしますが、トップの選手はコーンの中を走っていたわけで、

同じ走行条件を作らなければレースじゃないでしょ、

ってことで、後続もコース内に誘導しなければならないでしょう。
海沿いの右端(対向ランナー的には左端)に進路を取り大きく手を左へ押し出すようなアクションを取りながら
「片車線走行でお願いしまーす!」
「コーンの中に入ってください!」
「右側車線に入ってくださーい!」
そしてまた左に手を押し出して叫ぶ。

これを折り返し手前まで2キロ以上繰り返して進みました。。。。。

嬉しことに振り返るとランナーのみなさんはコーンの内側に入っていただけていて、大きな声で誘導した甲斐も有りました。
(今日になっても喉は痛いですが・・・・(汗))

大声と大きなリアクションを取りながらも10キロの折り返しに到着。

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雨雲というか、寺泊は降り出している感じを受ける空模様です。

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時計が1時間を過ぎたところで復路に向かいます。

と、走り出したところで雨が降り出しました・・・
大粒の雨が幅広の間隔でボトボトと落ちてくる感じ。
空も暗くなり、だんだんと雨も大降りになってきたところで○山センセを発見。

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職権乱用で一枚パシャ!っと。

 

雨が本降りになり、ヘルメットの隙間から顔に水がしたたり落ちるようになってきました。
こうなるとランナーへの心配は低体温。
とくに後尾のランナーほど体温が上がっていないので熱を奪われやすくなります。
ということで一度は復路に付いたものの、もう一度折り返し地点に戻ってライダーを観察することにします。
顔、唇の色、震え、痙攣など血行障害の兆候を観察しながら折り返しまで戻るとランナーも疎ら。
振りは土砂降り。防滴処理を施したセニョなので体は問題ないのですが、AEDが裸の状態だったので、雨から守るためにウエストバッグからウインドブレーカーを取り出し着用することにしました。

今度の復路はライダーに声をかけながら進むことにします。
頑張ってマイペースで走るランナー、膝が痛くて何とか走り続けるランナー、止めたくても雨宿りも出来ず走り続けるランナー・・・
回収バスをお願いしたくても最後尾が来ないことには動き出しません。
何とかエイドまで走ってバスを待つように励ましたランナーも数名いました。

そんな中、折り返しに向かう2人の後送ライダーとすれ違うことに。
ローディな彼らは軽装備に加え歩く速度のランナーに合わせて走っているため土砂降りに打たれて体温を奪われて限界状態になっていました。
セニョのウインドブレーカーを貸すにも2人なので躊躇そのまま頑張ってもらうことにしました。
彼らには同情しますが、セニョが後送に入っても打開できる問題でも無いので、セニョは伴走に戻ることにして引き続き復路を流してランナーの様子を観察しました。

5キロ地点辺りまで戻ってくると、早くないにしてもしっかりした足取りのランナーばかりで人家も多くなってきたので事故の確率も少なそう。
その状況を確認したので、後送ライダーが辛そうなら交代しよう考え、再び折り返しに向かって戻ることにしました。

風に乗って軽快に戻っていくと回収バスを発見。
ランナーが2人くらい乗っていました。
その後にバイクを3台確認。
最終ランナーが回収になり、ペースが上げられたようです。
さらに社長が簡易雨具を差し入れたようで3人ともビニール袋に包まれていました。
その光景を見て安心しことですし、回収バスも走り出したのでセニョは後から順にランナーに声をかけ具合の悪そうなランナーにはムリをさせず、回収バスが向かっていることを告げながら進みました。

そんなこんなで一人ずつランナーに声をかけて励ましながら、
時に回収されちゃうよ~と脅して叱咤激励しながらゴールまで戻ってまいりました。

結局、なんだかんだでセニョは40キロ近く走ったため、雨が襟元やシューズに進入していたので、体を冷やす前に速攻着替えて後送ランナーを待ちました。

セニョから遅れること20分以上、ようやく後送の3人が戻ってきました。

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ご苦労さまでした~☆
先に着替えさせていただきました。

これでミッションも無事終了。
セニョ的には前回の新潟シティマラソンでの反省点を活かして行動出来たし、伴走としてもアクシデントにめげず出来る限りの誘導はこなしたかなと思います。
この手の大会やイベントって準備も大変だけど、当日のアドリブをこなしていくことが重要だと改めて痛感。
そして、裏方の方々の努力を考えると自分が参加する大会も感謝しながら参加する気持ちを忘れちゃいけないって思いました。

ランナーのみなさん御苦労様でした。
伴走の皆さんも御苦労様でした。
途中棄権が出来ない伴走は参加するより辛かったですね。
また、どこかのイベントでお会いしましょう~☆

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