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2007/07/08

県境越えの標高差700mのダウンヒル【MTB山岳サイクリング】

というと聞こえが良いのですが、全行程117㌔のうちの16㌔の下りでした。

Sn380467

案の定、朝起きられなくて家を出たのは7時過ぎ。

高速で飛ばしたいところですが、オデッセイはまだ足腰の慣らしが終わっていないので法定速度で目指すは津川へ。
デポしたのは上川支所。

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昔の上川村なわけですが、未だに「役場」の看板を下ろしていません。
名残惜しいという理由よりも、止まった時計からすると単に手入れしてないのかな?

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途中、茅葺き屋根を保存したという古民家がありましたが・・・
観光資源か?ここで出会ったヘビがこれからの道中の気を引き締めてくれます。

本日のお目当てはこの林道。

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新潟の阿賀町から福島の金山町までの40㌔標高差1000㍍を超える「峰越林道」です。
事前の情報でも通行止めでしたが、昨年ランドナーの方が抜けた記録をネットで見つけたので行けなくないようです。
工事中であることは100も承知だったので、工事が始まる前にゲートを抜けるのが目標でした・・・結果は・・・
ともあれ、無事に林道に取り付き登り始めました。

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雨上がりの沢は豊富な水量を誇り水に困ることは無さそうです。

Dscn0200

走り出しは砂利だった林道も新潟県側は幅員4㍍以上でほとんどが舗装されています。

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新潟県側もようやく舗装が途切れました。標高は1050㍍。ほとんどピーク間際。まぁ登りが楽だったのでヨカッタですが・・・

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ここが林道のピークです。特になんの標識も無いですがGPSの記録では1155㍍。いよいよ下りに入ります。

と、ここから県境までが大変。轍に沿って流れた水が深く路面をえぐり、馬の背を落ちるとローターやディレイラーをヒットしそうな彫れ方になっています。
おまけにヘビは踏んじゃうし・・・

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県境です。「本名まで18.5㌔室谷まで22㌔」という看板があります。ようは18.5㌔は下れるってことです。この反対側には例にもれず大きな記念碑が。記念碑の偉業をたたえて早急な復旧を願います。
予定より時間を要しています。王滝と違って誰も一緒に走っていないので休み放題なのが良くもあり悪くもありますね。

さて下りましょう。新潟側とちがって舗装はしていませんが、手入れの行き届いている林道は走っていてそれなりに楽しいです。
程度に飛ばしていると、黒い物体が・・・・
熊!熊です。始めて熊と遭遇しました。
うぉーーー!ワタクシが熊をおっかけています。止まって写真を撮りたくても怖くて止まれません。反対にこの場から早く立ち去りたいという気持ちが意味も無くバイクを加速させてしまい熊との距離が詰まって行きます。一瞬パニックのワタクシをよそ目に、熊な方は谷の方に消えて行きました。
戻って写真を撮るどころかその場に止まって状況を確認しようにも怖くて止まれません。
音を立てて猛スピードで下るMTBはさすがの熊でも襲えないようで命拾いしました。

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時折アスファルトが現れますが、この林道を閉鎖しておくにはもったいないです。
でも、熊が出るようだと普通のハイカーも入れるわけにはいかないのですね。

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さすがに最後の方は舗装も多くなりますが、幻の滝群とかいうエリアは素晴らしい眺めの渓谷が続きます。

と、適度な勢いで下っていると・・・
やっちゃいました。

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転倒~っ

土だと思っていた流水跡は苔のように滑る水垢。
スローモーションのようにテールが流れ出し・・・
リカバリで足を出してもフロントも滑り出し・・・
サイドパッド付きのサイクルジャージをインナーで履いていたので足の傷は無し。
(今日触ったらちょっと痛いかも)
肘をちょっとだけ擦りむいただけで済みました。

約18㌔ほぼダートの林道を一回転んだとは言え快適に下り麓の本名に到着しました。

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ここからの帰り道を未だ決めていません。当初はゆっくりと来た道を帰ろうとも考えていましたが、登りのスピードでは熊の一撃を交わすことが出来ないのでやっぱり怖いです。
大変ですが、R252とR49の組み合わせで70㌔のロード走行で帰ることにします。

覚悟は出来ていたので、まずは長距離戦に向けた準備のため、最寄りの駅に立ち寄りノースリーブのウェアに着替え、持参したおにぎりと冷たい飲み物で精力を付けます。

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それにしても線路沿いの到る所に三脚を置いて撮影ポイントを押さえていて、只見線は「鉄ちゃん」が多いなぁ・・・

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只見線の第二橋梁でもこの状態。毎週こんななのだろうか???
でも、この人達を理解出来ないというと、MTBでこんな走り方していること自体理解されないので、ここはひとまず皆さんと一緒になって・・・

Dscn0213

撮ってみましたが、なんの浪漫も躍動感も無い1枚になりました。

この第二鉄橋からR252と別れてR400で一山越えて西会津に向かいました。
峠を登っているとき、遠くで蒸気機関車の汽笛の音が聞こえました。
先ほどのカメラのみなさんは「SL会津只見号」を撮影するための場所取りだったのですね。納得。

無事西会津に到着。

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道の駅で残りのおにぎりとお茶をお腹に詰め込み残りの2つの峠を越えます。
昔、父親が仕事で会津に単身赴任していたこともあり通い慣れたR49です。記憶の通りこの地域は新潟方面へのほどよい追い風が吹いています。
車峠と鳥井峠という2つの峠を越えれば3㌔の下りでゴールの上川です。
最後の力を振り絞って何とか走りきりました。

上川支所に着いたのは17時半。

Dscn0215

約9時間のライディングでしたが、下りのためのコースと考えれば全く面白く無いですし、オフロードも少なめ。帰りに違う峠に行こうとも考えましたが、自分の体力じゃ無理。
ということで、このコースはもう走らないでしょう。
でも、ヘビは踏んだし、ウサギや熊と追いかけっこ出来たし、イベントとしては楽しかったのでこれで良しとしましょう。次回は行き損ねた峠を狙います。
あ、秋に。

TripOdom 119km
Total Time 9'04"
Elevation Gap 2126m
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with GPS60 logs

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