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2007/06/06

王滝行ってきました~ぁ(第2CPからゴールまで)【SDA王滝・クロスマウンテン】

第2チェックポイントを出発すると、約5㌔だらだらと登りが続いた後、お待ちかねの長いダウンヒルセクションになります。

見通しが良く適度にガレた緩い登りなので、心の負担にならないよう前を見ないようにしなからも、車輪が通るための凹凸の無いラインを選びながら進みます。
ふと横と見ると、先ほど休んでいた第2チェックポイントが目に入りました。

Sn322198

こんな険しい山に普通じゃ走れない道を造ったかと思うと唯ただ感心します。

この辺りは木々も少なくため日差しが直接身体に照りつけるとともに、砂埃とガレ場に苦しめられ、吊りそうな足を労りながらただただペダルを回します。
バイクはというと、チェーンオイルが切れたドライブ系への対処として、幾度とボトルの水を掛け潤滑しながら音を消す荒技のもと、頑張ってくれています。
そんな単調な労働の目標になったのは、ハンドルバーに貼り付けたコースプロフィールの最高標高と、GPS60の標高表示を見ながらのカウントダウンでした。
「残りの標高差あと100㍍・・・」「90㍍・・・・」「80㍍・・・・」・・・・「10㍍」
「やったぁ!下りだぁ!」の繰り返し・・・・

コース上で話した他の初参加の方は、「これで終わりかな?」と、頑張って尾根を回り込むたびに現れる次の尾根に刻まれた一筋の登り道路に何度も裏切られた感覚を受けてすっかり疲れ果てていました。
平面の地図じゃ登りの辛さがわからないんですよね。プロフィールを表にしてGPSセットしておいてヨカッタ。

第4チェックポイントに到着です。

Sn322200

到着時刻は13時30分。もうゴールしたも同様。得意の下りセクションが多いセクションですので、うまくやれば8時間半を切れるレコードです。
そこで気分を一新。ロングスリーブのグローブに衣替えしました。

Sn322201

別に下りに気合いを入れたワケでは無く、手のひらに豆が出来そうだったのでグローブを替えて当たりを変えるのが目的です。

最後の食料であるSOYJOYを口に入れ、休憩もそこそこに走り出した。
ところがその直後にどうしようもないくらい足が吊ってしまいました。今までのごまかしが全く効きません。足を伸ばすたびに症状が現れます。
でも、ここで辞めるわけには行きません。残り4㌔弱登れば下ってゴールです。
いつまでも立ち止まってもいられないのでマッサージをしながらもバイクを押して前へ進みます。

Sn322202

約20分ほど押したりストレッチしたりしたところでようやく乗れるまでに復活して、ペースは落ちたものの何とか登り切ることが出来ました。

さぁ!下りです。今までの苦しみを晴らすようなダウンヒルで締めくくるべくサドルを下げ(!)高めにセットしたフロントの空気圧を戻して一気に下り出しました。(いわゆるダウンヒルで言う後ろ乗りセッティング)
目に涙がにじむくらいのスピード。後で見たらGPS60のMaxSpeedは56.3Km・・・・オバカな性格本領発揮!もう止められません。
数㌢のトレースミスも許されない緊張の連続ですが、パンクは覚悟のライディングです。

やっぱり・・・・アクシデントが発生です。先行のバイクをコーナーでin側から刺した瞬間、テールが飛ばされ、見事に岩にヒット、後ろ乗りである故に見事にパンクしてしまいました。

無理も無いよね・・・・と一人で苦笑いしながらここまでの走りを楽しんだ余韻に浸りながら予備チューブに変え空気を入れ終わった途端・・・・
「プシュッ!」
一気にエアが抜けたではありませんか!

Sn322207

見るとバルブが壊れています。2本持ったチューブのうち、新品ではない使い回しのチューブです。やはりスペアはケチらずに新品に限るわぁ・・・・

ゴールまでバイクを押そうか?それともパッチを貼るか?今まで履いていたチューブはハイスピードでバーストしているので無数の穴が空いています。ちょっと頭の中がパニックモード。
頭の中を整理して、午前中スローパンクしたチューブを修理することにしてイージーパッチを貼りました。
直したチューブをタイヤに入れ、急いで空気を入れますがうまく入りません。
あれ?静まり返った王滝の山間に微かに空気漏れの音がします。
おや?もう一度チューブを出して良く調べると、もう一カ所穴が空いているではありませんか!
再度イージーパッチで穴を塞いでタイヤにセット、空気を入れます。
何で?空気の入りが悪いの?ポンピングしても殆ど空気圧が上がりません。
インフレーターまでおかしくなっています。なんでアクシデントが重なるんだろう???
充填した空気圧では、とてもこのガレ場を下ることは出来そうに無く、加えて度重なるアクシデントでタイムリミットも1時間を切ってしまいました。
これで下ってやる!ペースを落とし、加重は可能な限り前加重。ブレーキも後ろをほとんど掛けないように下りました。
やはりパンクは避けられなかったようで、少しずつ空気が抜けています。
リム走行になりそうな状態のバイクと、吊りそうな足をかばいながら立ち漕ぎする身体、置かれている境遇はまさしくアドベンチャーです。

Sn322204

無事ゴール!。時間は15時30分。

最後の区間で約2時間もかかったことになります。
もうバイクはボロボロ。すでに後輪にはスタートした松原運動公園までたどり着くだけのエアも残っていません。

Sn322205_1

とっくにゴールして後かたづけを済ませて家路に向かう車とすれ違いながら、疲れ果てたバイクを押して車まで戻りました。
ふと目線を上げると山並みの間から御嶽山を拝むことができました。

Sn322206

9時間半かけた達成感より、最後のトラブルで後悔が残るSDAになりました。
でも、まさにアドベンチャー。里山トレイルに慣れたワタクシには良い教訓になりました。
下りで道を空けてくれたみなさんご迷惑をおかけしました。

関係者のみなさま、一緒に走ったライダーのみなさま、ありがとうございました。

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コメント

はじめまして。
私も今回初の大滝で、あまくみていました。
結局9時間20分ほどかかりました。
それにしてもダウンヒルで50㌔以上のスピードを
出したなんてすごいですね。
私はおっかなびっくりで下りました。

投稿: 風まかせ | 2007/06/06 20:26

後半戦のアクシデント
私も同様にスローパンク
13:30CP3でしたら同じペースですね
王滝の敵はパンクですね 

投稿: やまゆき | 2007/06/11 19:37

風まかせさん>レスありがとうございます。
やはり借りは返すべきと思う今日この頃・・・また来年・・・

やまゆきさん>レスありがとうございます。
人のサイトは覗かないワタクシが唯一参考にしたサイトオーナーさんですね。初挑戦の身、やまゆき@王滝は参考にさせていただきました。m(_ _)m

投稿: セニョ(管理人) | 2007/06/11 22:12

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